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第4回自己啓発 〜 人生を面白くする本物の教養<出口治明氏>

 

ライフネット生命CEOの出口治明氏の本です。

 

基本、本に対する考え方として、どんな本でもすべて正しいとも思わない、

 

自分に合う、合わないがあるので、

 

自分にとって良かったと思える箇所だけピックアップ、

 

備忘録です。 

 

前回までの自己啓発はこちら↓

 

自己啓発メモ : かえるがパートナー 生活雑記

 

 

 

自分の頭で考える

 

 

この本の一番はこれかなという印象。

 

知識はあくまでも「知識」

 

それを踏まえて実践=考える、ことで意味があると。

 

 

ただし、考えるといっても、突然できるわけもなく

 

考えるためのリソースがまず必要かなと。

 

それまでの知識の積み重ねによって、「素材」を豊富にしておく、

 

そして、得た知識に対して考えるクセをつけ、「下準備」を常にしておく

 

いざ、何か判断するとき、考えるとき、さっと「料理」を出すように、

 

自分で思考して、判断することができる。

 

、と勝手に料理に例えて解釈しました。

 

料理も生野菜だけじゃおいしくないしね。

 

 

 

タテとヨコで考える

 

 

軸を変えて、考えてみるということ。

 

簡単な例えだと、

 

「他社はどうなのか」=ヨコ(空間をスライド)

 

「市場規模はどう成長しているのか」=タテ(時間をスライド)

 

 

NLPでも同様の考えはある。

 

その事象の価値観を再構築する考え方。

 

詳しくは、前の記事で書きました。

 

selfmanagement.hatenablog.com

 

NLPでは価値観を再構築するみたいな考えだけど、

 

この出口氏の例では、

 

他の事象と比較することで、その事象がどういう状況なのか、

 

今後どうなっていくか(どうしていくべきか)

 

を考えるための、一つの方法になるのかなと、理解しました。

 

 

 

「数字・ファクト・ロジック」で考える

 

 

頭が痛いですね、

 

知らないうちに根拠のない感情で考えてしまいます。

 

その方がラクですから、気がつかないんですね。

 

気をつけないと。

 

 

でも、数字はあくまでも、

 

白なのか黒なのか、

 

10倍なのか2倍なのか、

 

その程度のざっくりした数字でいいと思う。

 

細かい数字まで覚えることにあまり意味がない気がする。

 

まずは物事をおおまかに理解するために(マクロ視点)、大きな数字で理解して

 

さらに細かな比較が必要ならば、ミクロで見ればいいかなと。

 

 

「本・人・旅」

 

 

これら3つは教養の源だとのこと。

 

最近、実は全く同じことを考えていたので、びっくり。

 

特に「旅」

 

いろんな場所、景色を見て、いろんなことを感じることは

 

とても重要かなと、37歳になって思うようなってきました。

 

そして、「本」

 

本は好きで読みますが、忙しいという言い訳をして、

 

ついつい読まなくなる。

 

最近は、本を買って、少しの空いた時間でも毎日読むようにしています。

 

 

出口氏曰く、

 

「速読は百害あって一利なし」とのこと。

 

ぎくっとしました。

 

また「読んでわかった気になるな!」とも。

 

本当そうですね、「読むこと」が目的になっていては、ただの時間の無駄ですね。

 

自分の体に染み込み、今後の人生の役に立つか。

 

私は結構割り切っているので、

 

「これはつまらないな」と思ったら、最初の数十ページ読んで、

 

すぐに見切りをつけて、読むのを止めます。

 

いまの自分に合わないと思ったら、それ以上読むのは時間の無駄と思います。

 

もしかしたら、半年後、1年後、役に立つかもしれないけど、

 

いまは合わないので、読みません。

 

 

 

「人生を面白くする本物の教養」の後半は、

 

そのように得られた教養を用いて、

 

いまの社会情勢、世界情勢、政治などをどのように理解すべきかという

 

実例を交えた内容になっています。

 

出口氏の考えが正しい、正しくないは本を読んだご自身で

 

判断して頂くとして、非常に気づきの多い本でした。