NLP - 第5回まとめ - リフレーミング
リフレーミングとは?
「frame」=枠組み(見方、考え方、ビリーフ)を「re」=再構築すること
その人の経験や考え、また省略、一般化、歪曲(メタモデル化)された
その人のビリーフを、対話によって気づきを与えたり、誘導し、変化させる。
で、そのリフレーミングには
大きく2種類の考え方がある。
内容リフレーミング
内容に関してリフレーミングを行うこと。
つまりその人のビリーフについて、
その人が見ている方向と別の方向(多面的な見方)から見て、
別の価値観を見出したり、内容自体の意味を変えたりする。
内容のリフレーミング。
以下をポイントにして、その内容について問いかけを行う。
- それは、他にどういう意味をもっているか
- それは、どんなプラスの価値があるか
- それは、他にどう表現できるか
例)
いつも、 早起きできなくて困る
→ ゆっくり身体を休めている
やりたいことが長く続かない
→ 自分に合うものを探している途中
→ それが自分に合わないかもしれないとわかる
彼女(彼氏)と別れてすごくつらい
→ 一人になることで、自分自身を見つめ直す良い機会かもしれない
→ 離れることで、相手や自分の長所・短所が見えてくるかもしれない
状況リフレーミング
その内容は変えず、他の状況(適切な状況)に置き換えて考えてみる。
同じ内容でも、違う状況では、それ自体が持つ価値が変わってくる。
例)
いつも、早起きできなくて困る。
→ 朝にゆっくり寝ることができるなら、
皆がやりたがらない夜勤シフトなどができる?
やりたいことが長く続かない。
→ 新しいことに目が向くならば、
新しい製品開発、ビジネスの創造などはどうか?
彼女(彼氏)と別れてすごくつらい
→ (ちょっと思い浮かばない。。。)